【業界分析完全マニュアル】|コロナ世代における就活生が取り組むべき業界分析の仕方【最新版】

 

「業界分析」は就活において大事だとはわかるものの、具体的にどのように分析を行えば良いかイメージしにくいと思います。

自分の知っている知識にたより分析を怠ってしまいがちですが、業界分析をあまりせずそのまま就活を進めていると気づいた時には既に手遅れになってしまいます。

今回は見落としがちな業界分析のやり方についてご紹介致します。

 

 

業界分析がなぜ必要なのか

①理想のキャリアの確認

 

「業界分析」をすることで自己分析をした際に設計した自分の理想とするキャリアの確認をすることができます。業界分析を怠り企業を選び入社すると入社後に自分の理想のキャリアとのギャップを感じでしまう危険性があります。

業界によっても「忙しさ」「転勤有無」「休暇」「キャリアステップ」等様々あります。

まずは興味のある業界の企業がどのような業界であるのか、どのようなキャリアを歩むケースが多いのか、その大枠を掴むところからでも良いので分析をするようにしましょう。

 

②志望する業界の知識を得る

 

「業界分析」をすることで興味のある業界や、志望している業界について知識を深めることができます。

得られた知識はその後の企業分析で役立つのはもちろん、実際の選考、特に面接の場で発揮することができます。

面接では自己分析がどれだけできているかを見られる以外に、どれだけ会社や業界のことを理解しているかについても問われてきます。

その際に業界全体を理解していると全体の将来性や、課題などに対する自分の意見を伝える事ができるので、面接官から志望度の高さや理解度を評価してもらえます。

 

業界分析のやり方

 

業界は大きく分けると5種類あります。

1つ目は「モノをつくる」業界です。これはメーカーを始めとして、食品や、自動車、医薬品、など製造を中心とする業界です。

2つ目は、「モノを販売する」業界です。1つ目の作ったモノを実際に販売する小売りや、海外のモノを棚卸し日本で卸すための商社などが挙げられます。

3つ目は、「情報/サービス提供を行う」業界です。これはIT業界や福祉といったモノではなくサービスを提供する業界が挙げられます。他にもソフトウエア・通信やマスコミ、コンサルティング業界もこの分野になります。

4つ目は「生活の基盤を支える」業界です。これはインフラ業界をはじめとして、交通や不動産などが挙げられます。

そして最後が「資金を動かす」業界です。金融業界を中心に、銀行、カード、保険が挙げられます。

このように業界ごとに大きく事業内容の特徴があります。

自分の興味のある分野から業界を見ていきましょう。

興味のある業界が絞れて来たら具体的に業界全体のビジネスの流れや、規模感、将来性などを調べていきます。

初めは、業界の中から知ってそうな企業を2,3社をピックアップして調べてみましょう。そうすることでその業界のざっくりとしたイメージが掴めてきます。

さらに、業界研究を進めていく場合は以下の内容をおすすめします!

いくつかあるので自分のやりやすい方法で進めていきましょう。

 

 

①就活情報サイト

 

まず、なにからすれば良いかわからない人が取り組むべきことは「リクナビ 」や「マイナビ」などの大手ナビサイトを見ましょう。

こちらは企業へのエントリーだけでなく、就活スケジュールや業界研究、企業研究の情報、就活イベント情報、さらには自己分析ツールなど就活に関するコンテンツがたくさんあります。

実際に企業のエントリーが「リクナビ 」もしくは「マイナビ」を通さないとできないケースもあるので登録しておいて損はありません。

その中でも特に業界分析する際は「リクナビ 」の業界ナビがおすすめです。

リクナビの業界ナビでは、さまざまな業界について、それぞれ特徴・仕組み・近年の動向などを調べることができるので業界研究の最初の一歩として、最適でしょう。

 

詳しくはこちらから

②本・書籍

 

「業界地図」や「四季報」は就活生が業界分析を行う際に非常に役に立ちます。

「業界地図」では、さまざまな業界が載っており、各業界の商品などの市場のシェアが記載されています。さらに業界内の主要企業の立ち位置や成長度合いを把握するのにおすすめです。

「四季報」も「業界地図」同様のことが書かれていますがポイントは業界地図よりも客観的視点が多いこと。さらに、四季報の書籍版は優良・中堅企業版、女性版などテーマ別にも販売されているので自分に適したもの購入することができます。

どちらも最新年度版が随時更新されているので安心して最新の情報に触れることができます!

 

詳しくはこちらから

③業界研究セミナー/会社説明会

 

就活シーズンになると様々な企業が「業界セミナー」を開催することがあります。実際に足を運ばなければなりませんが、業界のプロの方々が業界についての説明をしてくれるので理解しやすいでしょう。

さらに、いきなり合同説明会や企業説明会に参加してみることもすすめです。。合同説明会では一度に様々な業界の企業を見られるので、何も決まってない状態の人はどのような業界があるのかを知る目的で参加してみると良いです。

 

 

④OB/OG訪問

 

OB/OG訪問はある程度自分で業界分析をした人におすすめです。OB/OG訪問のメリットはネットや本で調べてわからなかった点や、実際に働いている人の声を聞くことができる点です。

特に実際に働いている人の声を聞けることはとても良い分析になります。現場で感じるギャップや課題点など知ることができるとその後の業界選び、企業選びに大きく影響してきます。

OB/OG訪問は相手に時間を割いてもらうので事前の下調べは欠かせません。ネットや本を見ればわかることをわざわざ聞くのは相手にとって時間の無駄であり失礼にあたります。

また別の機会にOB/OG訪問についての記事をご紹介するのでそちらをご覧ください。

 

 

業界分析の際のポイント

①業界全体を大まかに掴む

 

まずは業界全体の構造を大まかに把握しましょう。

押さえておく点として、その業界の市場規模、具体的業務、業界の動向、その業界の主要企業、主なステークホルダーがあります。

市場規模とはその業界全ての企業の売上の合計を指します。つまり、消費者がその業界にどれだけお金を払うかを表しています。

ステークホルダーとは簡単に言えば、その業界が関わる他の業界を指します。例えば、お寿司屋さんであれば、魚を釣る漁業、それを運ぶ物流業界などが考えられます。CMに出ているような企業は私たちが普段よく使用するモノを製造するメーカー企業などが多いので認知度のある企業ばかりですが、上の例である物流業界などのように「企業」を相手にビジネスを行う業界もあります。そのような業界では主要企業はほとんどが知らない企業になるかもしれません。

しかし、実はとても意義深い業務をやっていたり、給料がとても高い企業も多いです。そのような企業とは業界研究をしっかり行わなければ出会うことができません。

 

 

②業界ごとの特徴を理解する

 

業界の特徴としてその企業にとっての顧客が「企業」であるB to B、あるいは「消費者」であるB to Cのどちらなのか理解しておきましょう。

(例えば、appleはiPhoneなどを売っているため、顧客は「消費者」。一方、Googleは企業からの広告収入で売上を立てているため、顧客は「企業」です。apple、Google、それぞれの業界は何業界なのか是非調べてみてください。)

業界によって様々ですが、これは面接などでも理解しているか確認される点なのでしっかり研究し理解しておく必要があります。

 

 

③業界の将来性や安定性を見てみる

 

興味のある業界でも今後の将来性や成長性の厳しい業界の場合、折角入社しても入社後すぐに業界が衰退していくかもしれません。長いキャリア生活を考えた時に10年後,20年後も成長しているかどうかに注目することも大切です。。

また、昨今新型コロナウイルスの流行などで影響の出ている業界があります。その一方で新型コロナウイルスの影響を受けず、売り上げが伸びている業界もあります。

例えば、コロナウイルスでは、多くの飲食店が閉まっているため、飲食業界がダメージを受けている事はもちろんですが、飲食店に食品を運んでいる物流業界も大きなダメージを受けています。

一方、同じ物流業界でも顧客が飲食店ではなく一般消費者向けであれば、デリバリーや宅配が増加傾向にあるため、むしろ売り上げは伸びています。その他、健康意識が高まっていることから、医療業界、医薬品業界は伸びてきている等の特徴があります。

このように、世界情勢や時代の変化から今後伸びていく業界の分析をし、キャリアを考える事ができる点も業界分析の特徴です。

 

 

業界分析のまとめ

 

いかがでしたか。業界分析をすることで具体的な働くイメージや自分のいきたい業界が見えてくるかと思います。

「何も興味ある業界がない」「特にこだわりがない」というかたもいるかもしれません。しかしだからといって業界分析をせずに就活をすると必ずどこかで後悔をしてしまいます。

まずはどの業界でもいいので調べてみましょう。一度調べるとそこから派生して色々な業界を調べることができます。

 

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